自家幹細胞治療は、患者自身の幹細胞を使用して行う治療法です。この治療法では、患者の体から幹細胞を採取し、それを培養・増殖させた後、再び患者に移植します。自分自身の細胞を使用するため、免疫拒絶反応が起こりにくいという利点があります。
骨髄や脂肪組織、血液から幹細胞を採取します。当院では局所麻酔下に脂肪組織やからも幹細胞を得る技術を選択しています。
その理由は、他の採取部位から培養した幹細胞と比較して抗炎症作用が強く、疼痛やリバースエイジングに対して最も効果が期待できると考えているためです。また、衛生状態や患者本人への負担が最も少ないのが脂肪組織と考えているためです。
採取した幹細胞を培養・増殖させます。これにより、より効率的に損傷した組織や臓器の再生に役立てることができます。
培養した幹細胞を患者の損傷した部位に注入します。たとえば、点滴をして体内に戻したり、関節腔内に直接注射したり、皮下組織に投与します。
自分の細胞を使用するため、免疫システムによる拒絶反応のリスクが低い。
胚性幹細胞を使わないため、倫理的な問題が少ない。
自分の細胞を使うため、病原体感染などのリスクが他の治療法よりも低い。
自家幹細胞治療は、今後さらなる技術の進展とともに多くの疾患に対して有効な治療法となる可能性があります。一方、まだ実験段階のものも多く、安全性や効果についての長期的な検証が必要です。
他家幹細胞上清液治療は、他人から提供された幹細胞の上清液(培養液)を使用する治療法です。この上清液には、幹細胞が分泌するさまざまな成分(成長因子、サイトカイン、エクソソームなど)が含まれており、これらが組織の修復や炎症の抑制に役立つとされています。
他家幹細胞上清液治療は、以下のような疾患や症状に対して研究が進められています。
他家幹細胞上清液治療は、従来の幹細胞治療に比べて免疫リスクが低く、治療の手軽さと効果の即効性が注目されていますが、まだ臨床研究段階のものが多く、長期的な安全性や効果の検証が必要です。
分子栄養医学(オーソモレキュラー)とは、栄養素を分子レベルで分析し、個々の体質や健康状態に応じた最適な栄養摂取を考える医学のことです。個別化医療や予防医学の観点からも注目されており、遺伝情報や腸内環境のデータと組み合わせたより高度なアプローチが進んでいます。
高濃度ビタミンC療法は、ビタミンCを大量に体内に投与する治療法で、主に抗酸化作用や免疫機能の強化を目的としています。美容や健康維持、特定の病気の治療補助として注目されている治療法です。高濃度ビタミンCは、通常の経口摂取ではなく、点滴または静脈注射で体内に直接投与されます。
皮膚の再生やエイジングケアを目的とした美容治療の一つ。リジュランは、“ポリヌクレオチド(PN)“と呼ばれる成分を使用しており、これはサケのDNAから抽出された天然成分です。このポリヌクレオチドは、細胞の再生を促し、皮膚の健康や弾力性を改善する効果があるとされています。
リジュランに使用されているポリヌクレオチドは、サケのDNAから抽出されていますが、人間の体との相性が良く、アレルギー反応が出にくいとされています。そのため、安全性は比較的高く、副作用は軽微であるとされています。しかし、注入部位に一時的な腫れや赤み、軽い痛みが生じることがあります。
当クリニックでは、従来の画一的な治療ではなく、お一人ひとりの症状、体質、生活環境に合わせた「最適化パーソナル医療」を提供しています。
初診の方は、まず来院予約いただき、カウンセリング後に施術内容をお選びください。
治療回数や間隔は、症状や治療目的に応じて初診カウンセリング時にご相談いたします。
※金額は症状や治療プランなどにより変動します。
幹細胞治療 | 初回 | 2,500,000円〜 (脂肪採取と初回の幹細胞投与を含む) |
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2回目以降 | 1,500,000円〜 | |
培養上清液治療 | 100,000円〜 | |
予防医療 | 50,000円〜 | |
疼痛治療 | 15,000円〜 | |
美容医療 | 30,000円~ |
※カイロプラクティックの費用については、こちらのサイトをご覧ください。
※消費税は別途申し受けます。