再生医療とは

再生医療の歴史

再生医療の始まりは、1960年代から1970年代にかけて行われた基礎研究にさかのぼります。この分野の研究は病気や外的要因で損傷した組織や臓器を再生し、疾病や損傷部位を治療することを目的と研究が開始されました。

そして、再生医療の初期の大きな進展には、幹細胞研究が重要な役割を果たしました。

特に1960年代には最初の骨髄移植が行われ、これが幹細胞治療の最初の成功例とされており、その後、1998年に人間の胚性幹細胞(ES細胞)が初めて分離され、この発見は再生医療における画期的な出来事となりました。ES細胞とは、あらゆる種類の細胞に分化できる能力を持つため、理論的には体内のどんな組織でも再生できる可能性が示されました。

さらに、2006年には京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞(人工多能性幹細胞)を発見しました。iPS細胞は、成人から採取した体細胞を初期状態に戻すことができ、倫理的な問題を伴わずに多能性幹細胞を得る新たな手段を提供しました。この発見が、現在の再生医療のさらなる発展に大きな影響を与えています。

現在、再生医療は幹細胞研究を基礎として発展し、今では臓器移植の代替として、または障害を受けた組織の再生を促進する手段として期待されてさらなる研究が進んでいます。

銀座 ALIVIO clinicの再生医療

私たち銀座 ALIVIO clinicでは、臨床経験が豊富な医師が担当し、個々のニーズに沿った多岐に及ぶ医療を提供いたします。また、再生医療の分野では日本再生医療学会で正会員であることから、大学病院や大規模研究室で行われているレベルの最新の医療技術を取り入れてることが可能で、安全でかつ効果的な再生医療や再生美容医療が提供できるクリニックです。

内容は自己脂肪由来間葉系幹細胞による疼痛治療やリバースエイジング、皮膚再生医療や自己皮膚の繊維芽細胞を用いた肌再生治療などです。

これらの治療をする際に必要な厚生労働省管轄の再生医療認定委員会による第二種及び第三種再生医療等計画番号を取得しており、公的な承認を受けた医療機関として診療を行います。

また、幹細胞を培養する際に同時に産生される豊富なエクソソーム(細胞外小胞体)やサイトカインを主成分としたアミノ酸残基も含む幹細胞培養上清液による疼痛治療、増毛、皮膚再生医療、ED治療などを行います。